Runmetrix体験レビュー

モーションセンサーを腰に
装着して走るだけでランニングフォームの
解析ができるRunmetrix。
実際に体験した
ランナーの声をお届けします。
また、同時にランニング
コーチの目視によるフォーム診断も行い、
その共通点をチェックしました。

見海顕治さん

目標:フルマラソン3.5時間切り

ランニングの悩み・課題など:
スピード練習でハムストリング筋を痛めてから、
長距離ランの練習が負担になった

後藤コーチとアプリの一致したアドバイス

上半身の重心位置を修正し、
下半身との連動をよくして
股関節や大臀筋を
使う走りにしましょう。

Runmetrixアプリ

◆ 目指したい走り
体の軸となる体幹がしっかりすると上半身と下半身の運動がスムーズになります。肩から体幹お尻周りを中心にランニングのための体作りを進めていきましょう。

◆ 動きの改善ポイント
猫背になって腰が丸まったまま着地しているようです。このような姿勢は腰や膝への負担に繋がりやすいと考えられます。

後藤コーチ

頭部が前方にあり過ぎることで上半身の重心が過剰に前方へかかり、地面へ設置するときに足部が前足荷重(フォアフット)気味になっています。前足荷重の状態では足首の関節が背屈位(脛側に上がっている)傾向にあるため、代償作用(相反抑制)で膝の関節を伸ばす大腿四頭筋が過緊張を起こしやすくなります。前ももの緊張は膝への負担を強める可能性があります。

※録画したランニングデータを見るために
タブレットを使用しています。
本アプリはタブレット端末では使用できません。

見海さんのRunmetrix
アプリを使っての感想

装着感が全くなく走れました。フォーム解析データを見たら、思ったより手の振りが小さかったですね。ついつい猫背っぽくなっているのは自分でも以前から感じていて、それもデータに出ていました。Runmetrixを 早速購入して、日々のランニングに活かしたいと思います。

フォーム診断をするのは···

後藤敏雄コーチ

「ランナーズエイド カイロプラクティック」院長。長距離選手として実業団で活躍し、競技引退後は、企業のランニングクラブのコーチなどを歴任。カイロプラクターの資格取得を経てクリニックを開業する。ランナーに特化したカイロプラクティックのサービスを提供すると共に、コーチとしてランニング教室も開催。

プロのコーチが
Runmetrixを推す理由

タイムじゃない新しい
指標
「フォーム評価」で
モチベーションが上がる

Runmetrixのフォーム分析結果は、私自身が「正面・真横・真後ろ」から目視で行ったものとほぼ同じ内容でした。全体的な体の動きが明確に表現されていて、腰のセンサーだけでここまで動きを再現できるものなのかと驚いています。
それに、自身の目では見えない四方八方からのフォーム評価をビジュアルで見せてくれるところが面白いですね。

注目すべきポイントはやはり骨盤の傾きです。骨盤の前後方向スイングは股関節の可動性にかなりイコールな評価であって、肉眼でもなかなか捉えづらい評価点です。
骨盤の理想的な傾き、引き上げ、回転タイミングなど細かく項目があるのは、このモーションセンサーならではだと思います。骨盤は両脚にとって不可欠な股関節の動きや位置に影響力が大きく、同時に背骨に対してバランスを左右させる土台でもあります。
センサーによる解析アルゴリズムのおかげで、例えば「接地場所」や「足の振出し」という点の評価だけでなく、点を線で結んで面で評価されるところも素晴らしいと感じています。

フォームの課題を評価するサービスはこれまでに多くありましたが、上記の優れた評価方法に加えて、その課題解決方法を即時に提案してもらえるのはとても価値があります。
提案されたワークアウトが、どこの問題に直結しているのかが理解できているだけで、習慣化されにくい筋力トレーニングやストレッチに対して前向きなモチベーションを与えてくれるでしょう。
それも自分自身のためのフォーム改善ワークアウトですから、手探りで取り組むものとは大きな差があると思います。

(ランナーズエイドカイロプラクティック 後藤敏雄)