Runmetrix体験レビュー

モーションセンサーを腰に
装着して走るだけでランニングフォームの
解析ができるRunmetrix。
実際に体験した
ランナーの声をお届けします。
また、同時にランニング
コーチの目視によるフォーム診断も行い、
その共通点をチェックしました。

小林由佳さん

目標:疲れ知らずで最後まで
気持ちよく楽しく走れること

ランニングの悩み・課題など:
内股のせいか足がよく絡まる

後藤コーチとアプリの一致したアドバイス

足底を支える筋力が弱く、ピッチの
速度に影響しています。課題を
解決するためのワークアウトを
実践しましょう。

Runmetrixアプリ

◆ 目指したい走り
今よりも膝や腰への負担を減らすためにはもう少しピッチを上げて一歩一歩軽いタッチで走ってみるのもおすすめです。

◆ 注目すべき指標
着地衝撃の値を低くすることでスコアが上がります。体の近くに設置位置を引き寄せ柔らかく足をつく意識で改善が見込まれます。足全体の筋力を強化することも足への負担軽減につながるでしょう。

後藤コーチ

一番の課題は「オーバープロネーション」です。特に左足が着地時に顕著です。左右共に足底アーチ(土踏まず)を支える筋力が弱いため、着地時に重心がかかると足首が内側に倒れる回内傾向が強まります。また、ヒールストライク(かかとからの接地)傾向もあり、オーバープロネーションと相まって地面との接地時間が間延びしています。このことで脚を前方に送り出すピッチの速度が遅くなり、重心の上下への動きも過剰な傾向があります。足底を支えるワークアウトを実施することで、膝周辺の痛みやシンスプリントなどのランニング障害を予防しましょう。

※録画したランニングデータを見るために
タブレットを使用しています。
本アプリはタブレット端末では使用できません。

小林さんのRunmetrix
アプリを使っての感想

シンプルな設計、簡単につけられるのに、正確で細かな分析に驚きました。自分のフォームは客観的に見ることができないので、データを目にして感激! 後藤先生に内股は改善できると説明いただいたので、フォームを直したら、もう一度Runmetrixで計測してみたいと思いました。さらにランニングが楽しくなりそうです。

フォーム診断をするのは···

後藤敏雄コーチ

「ランナーズエイド カイロプラクティック」院長。長距離選手として実業団で活躍し、競技引退後は、企業のランニングクラブのコーチなどを歴任。カイロプラクターの資格取得を経てクリニックを開業する。ランナーに特化したカイロプラクティックのサービスを提供すると共に、コーチとしてランニング教室も開催。

プロのコーチが
Runmetrixを推す理由

タイムじゃない新しい
指標
「フォーム評価」で
モチベーションが上がる

Runmetrixのフォーム分析結果は、私自身が「正面・真横・真後ろ」から目視で行ったものとほぼ同じ内容でした。全体的な体の動きが明確に表現されていて、腰のセンサーだけでここまで動きを再現できるものなのかと驚いています。
それに、自身の目では見えない四方八方からのフォーム評価をビジュアルで見せてくれるところが面白いですね。

注目すべきポイントはやはり骨盤の傾きです。骨盤の前後方向スイングは股関節の可動性にかなりイコールな評価であって、肉眼でもなかなか捉えづらい評価点です。
骨盤の理想的な傾き、引き上げ、回転タイミングなど細かく項目があるのは、このモーションセンサーならではだと思います。骨盤は両脚にとって不可欠な股関節の動きや位置に影響力が大きく、同時に背骨に対してバランスを左右させる土台でもあります。
センサーによる解析アルゴリズムのおかげで、例えば「接地場所」や「足の振出し」という点の評価だけでなく、点を線で結んで面で評価されるところも素晴らしいと感じています。

フォームの課題を評価するサービスはこれまでに多くありましたが、上記の優れた評価方法に加えて、その課題解決方法を即時に提案してもらえるのはとても価値があります。
提案されたワークアウトが、どこの問題に直結しているのかが理解できているだけで、習慣化されにくい筋力トレーニングやストレッチに対して前向きなモチベーションを与えてくれるでしょう。
それも自分自身のためのフォーム改善ワークアウトですから、手探りで取り組むものとは大きな差があると思います。

(ランナーズエイドカイロプラクティック 後藤敏雄)